「授業料+校納金管理」の使い方(Ver090515)

授業料と校納金を管理するシステムです。
授業料と校納金を別々に管理できるのが特徴です。
主な機能としては、
未納状況の把握
未納者一覧の作成
学級別未納者一覧の作成
督促状の作成
などです。

※メニュー画面にある「_ 」ボタン(最小化)は、クリックするとメニュー画面が消えて、Excelのシートが表示されます。
授業料+校納金管理を閉じないで、他のExcelファイルを使いたいときはメニュー画面を隠す必要があるので、その時はこのボタンをクリックしてください。

使う前に

まず、生徒のデータを準備しましょう。氏名や学年・組・番号や住所などといったデータです。必要な項目は、「原簿」シートを見れば分かると思います。
そして、その用意したデータを、「原簿」シートに貼り付けます。

生徒コードについて

生徒コードというのは、未納者のデータを入力するときに必要なものです。
例えば、1年1組1番の生徒の場合、1101や10101などと学年・組・番号を組み合わせたコードにするのが望ましいです。
ところが、銀行から届く未納者一覧や個票には「年・組・番号」が載っていない事があります。
そのときは、銀行に登録されている生徒コードを入力しましょう。

「授業料パターン」「校納金パターン」について

それから、ここで注意するのは「授業料パターン」と「校納金パターン」です。これはその生徒の授業料や校納金の金額を指定するもので、学年やクラスによって異なる場合を想定して用意しました。
例えば、学年によって金額が異なる場合、3種類のパターンになるので、「1年」・「2年」・「3年」や「1学年」・「2学年」・「3学年」などと入力します。
クラスやコース・学科によって金額が異なる場合もあると思います。その時は、「1年1組」、「2年スポーツ」、「3年福祉」などのように、金額が異なるごとにパターンを変えてください。
極端に言えば、生徒ごとに金額を設定することも可能です。
そのパターンごとの金額は、初期設定画面で設定することになります。


初期設定

メニュー画面にある、「初期設定」ボタンをクリックします。
全般タブにあるデータを、自分の学校のものに書き換えましょう。
「クラス数」というのは、各学年が何クラスまであるかを入力します。例えば、1年生は1組から6組まである場合は、クラス数の1年生は6と入力してください。

次に「授業料」「校納金」のタブを開き、それぞれの金額を設定しましょう。
「授業料パターン」や「校納金パターン」というのは、原簿シートに入力した「授業料パターン」「校納金パターン」に合わせて下さい。

初期化

初期設定の中にある「初期化」ボタンをクリックすると、入力されているデータが全て消去されます。新しく使用する場合のみ初期化を行ってください。

授業料・校納金が納められたら…

生徒が授業料・校納金を窓口で納めた場合、メニュー画面の「納入者入力」をクリックします。

・納めた生徒の年・組・番を入力します。(1年1組1番なら1101)
Enterを押すと、氏名や授業料・校納金パターンなどが表示されますので確認してください。


納入額を入力します。

「入力」ボタンをクリックします。

未納者一覧・個票が届いたら…

銀行より未納者一覧・個票が届いたら、それを見ながら未納者の入力を行います。

メニュー画面の「未納者入力」をクリックします。

未納の月を選択します。

未納者の生徒コードを入力し、Enterを押して未納者の氏名や未納額などを確認します。

入力ボタンをクリックします。
※「未納者個票も同時に印刷する」にチェックを入れた場合、個票に年・組・番や校長名・納入期限などを印刷しますので、プリンターに個票をセットしてください。


未納者入力が終わったら…(二重払いの確認)

未納者のデータを入力し、窓口に納められた金額を納入者入力したら、「二重払確認」をしてみましょう。

「二重払者」というのは、銀行口座から授業料・校納金が引き落とされたのにもかかわらず、窓口でも納めてしまった生徒のことを言います。
※このシステムでは、納入者入力をされたのに未納者入力をされなかった場合は、二重払者としてカウントされますので、入力は慎重に行ってください。

メニュー画面の「二重払確認」をクリックします。

二重払いを確認する「月分」を選択します。

実行ボタンをクリックします。


未納者一覧を作成しましょう

未納者のリストを作成してみましょう。

メニュー画面の「未納者一覧」ボタンをクリックします。

「授業料+校納金」、「授業料のみ」、「校納金のみ」のどちらかを選択します。

「印刷」ボタンをクリックします。

現在の未納者の氏名、金額などが表示されます。(表示されるまで時間がかかることがあります。)

学級別未納者一覧を作成しましょう

クラスごとの未納者一覧を作成します。担任配布用です。

・メニュー画面の「学級別未納者」をクリックします。

・未納者一覧に表示される文章を編集します。

・「授業料+校納金」、「授業料のみ」、「校納金のみ」を選択します。

・「印刷」ボタンをクリックします。

※全クラスの未納者一覧の印刷プレビューが表示されるので、印刷を押すと一気に全クラス分が印刷されることに注意してください。(ページ指定可)

督促状を作成しましょう

未納者に対する督促状を作成します。

・メニュー画面の「督促状」をクリックします。

・「授業料+校納金」、「授業料のみ」、「校納金のみ」のどちらかを選択し、次へをクリックします。

・必要な項目を入力します。
  発送日…督促状に表示される日付です。
  発送番号…督促状に表示される文書番号です。
  納入期限…督促状に表示される納入期限です。

・督促状を送る生徒を選択します。
  未納者が表示されているリスト上でドラッグすることで、連続して生徒を選択できます。
  一部分の生徒だけを選択したい場合は、Ctrlキーを押しながら生徒をクリックしてください。

・督促状の種類を選択します。
  ※督促状は3種類準備してあります。それぞれ特徴があるので説明文をよく読んでタイプを選択してください。

・「督促状印刷」ボタンをクリックします。
  ※「公印省略」にチェックを入れると、督促状に「公印省略」が表示されます。


封筒の宛名印刷について

このシステムでは封筒の宛名印刷をすることができますが、それにはプリンターに封筒のサイズを登録する必要があります。
封筒のサイズ登録の仕方が分かる人は、「封筒」というシートのサイズを長形40号の封筒サイズに設定してから使用してください。
※封筒サイズを登録しないで印刷すると、A4サイズで印刷されてしまうか、プリンターにエラー表示がでると思います。