Shogo.Application-備品管理は、財務会計システムからデータを取り出して利用します。
データを取り出すには、財務会計システムのEUC機能を使います。
1.財務会計システムを立ち上げて、【EUC(データ抽出)】をクリックします。
2.【物品管理】の左にある【+】をクリック(-に変わる)、【物品ファイル「汎用」】をクリックします。
3.抽出要件設定【物品ファイル】で抽出条件を設定します。
※抽出条件は以下の通り
削除フラグ = 0(図では1になってますが0です)
v 物品コード なし
v 物品番号 なし
所属課コード = 学校のコード
v 購入区分 なし
v 取得区分 なし
v 備品区分 なし
v 取得金額 なし
v 品質形状1 なし
v 品質形状2 なし
v 相手先名 なし
v 使用場所 なし
v 係 なし
v 国庫補助 なし
v 取得年月日(年(西暦)) なし
v 取得年月日(月) なし
v 取得年月日(日) なし
(Vはチェックを入れていることを表す。)
【抽出実行】をクリックします。
「抽出処理が完了しました」と表示されればOKです。
4.エクセルのアイコンの上で右クリックし、【名前を付けてリンク先を保存】をクリックします。
5.保存画面が出るので、保存する場所をデスクトップに指定して保存する。
6.Shogo.Application-備品管理のファイルを開き、【取込】シートを開く。
5で保存したファイルのデータを【取込】シートに貼り付け、【データ取り込み】ボタンをクリックする。
7.データを取り込むフォームが開くので、【EUCデータ取込】ボタンをクリック。
「EUCデータを取り込みます。現在のデータは消去されますが、よろしいですか?」と聞かれるので、「はい」をクリックする。
8.データの取り込みが始まり、「データ取り込み中。しばらくお待ち下さい。」と表示され、プログレスバーが増加し始めるので、「取り込み完了」と表示されるまで待つ。
9.「取り込み完了」と表示されれば、使える状態になっています。
データ取り込みが終われば一応使える状態になっていますが、問題が一つあります。
それは、使用場所が統一されていないということです。具体例を出すと、例えば使用場所に
音楽
音 楽
音楽室
音楽教室
などがある場合、人間であればこれらは同じ使用場所だと推測できますが、パソコンは全て別々の使用場所だと判断します。
なので、データを取り込んだ後、これらの使用場所を一つに統一させたほうが良いです。
【原簿】シートのK列に使用場所のデータがあるので、先ほどの例であれば「音楽」に統一させます。
それから、【リスト】というシートのK列から、必要がなくなった「音 楽」「音楽室」「音楽教室」を削除します。
この作業はめんどうですが、これをやらないと補助簿の印刷で困ったことになるので、使用場所を統一することをお勧めします。